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蝦夷農園

たとえ一食分でも汚染のない命の糧を・・・

世界の有機事情

農薬・化学肥料・薬剤などに依存するいわゆる近代農法を見直す動きは、近年国際的に広がっています。国際的な組織としてIFORM(International Fedaration of Organic agriculture Moments)があげられます。1972年に、米、英、仏、独、南アフリカ共和国の発起によって結成され、定期的に大会が開催されています。有機農業に関する知識や技術の交流、有機農業に関する研究、教育活動、情報提供が主な目的です。IFORMの国際基準は日本の有機JAS認定にも反映しています。

有機農法は世界のおよそ100カ国で実行されています。これは統計資料が利用不可能であった国を除いた数です。その耕地面積は世界的に連続的に広がりつつあります。

ドイツのオーガニック調査団体SOEL(Stiftung Oekologie & Landbau)の調査(2003年2月)によると、全世界での有機耕地面積はおよそ2300万ha、このうちオーストラリアが1050万ha、アルゼンチンが320万ha、イタリアが120万haと上位を占めています。しかしながら全体のパーセンテージではヨーロッパが最も高い数値を示しています。


欧州連合(EU)では、12カ国(ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、マルタ、ポーランド、ルーマニア、スロベニア、スロヴァキア、チェコ共和国、ハンガリー、キプロス)およびEFTA(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー、スイス)、さらにトルコ、ボスニアヘルツェゴビナ、クロアチア、ユーゴスラビアを含めて500万ha以上の有機耕地面積があり、それは全農耕地の2%に当たります。
ラテンアメリカを見ると、有機耕地面積は全農耕地のほぼ0.5%といったところですが、その成長率は近年目を見張るものがあります。有機耕地面積は470万haです。北アメリカでは有機耕地面積は150万ha以上で、その全体のシェアは0.25%です。アジアでの有機耕地面積は諸外国と比べるとまだ非常に少ないといえますが、転換中の進行形のエリアが多く見られることが特徴です。アジアでの有機耕地面積は60万haです。アフリカでは特に南方の国々で有機農法が増加しています。有機耕地面積は20万haです。

このように大陸別に見ると、各大陸の有機耕作面積はオセアニア46.3%、ヨーロッパ22.6%、ラテンアメリカ20.8%、北アメリカ6.7%、アジア2.6%、アフリカ1.0%となっています。

世界的に見ても有機農業は日本と同じように社会的な背景から見直され普及しているといえます。つまり公害、環境汚染、農業の工業化などの問題が起こり、食品の安全性が強く求められた結果であり、先進工業国に共通して見られる現象といえるでしょう。

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